自治体と民間の料金の違い

故人の持ち物や生活の中でいらなくなった不用品の処分を考えている場合の主な選択肢の一つに専門業者の利用があります。不用品回収の業者は大きく自治体と民間の2つに分類されていて、一見どちらを選んでも同じように感じるかもしれません。実際は細かい部分に違いがあって、中でも特筆すべき点が料金です。不用品回収に掛かる費用は明確な規定がなく、各業者が自由に決めることが許されています。同じ荷物の量でも若干の差が出るのはこれが理由です。また、民間の業者は自治体に比べて平均相場が高めに設定されていますが、その分自治体にはない独自のサービスを用意されています。依頼をする時は料金だけでなくサービスの充実も考慮することが大切です。

料金を安く抑えるコツ

前述したように、民間の不用品回収業者は自治体に比べて費用が若干高く設定されています。少しでも費用を抑えて処分をしたい場合に必要となる作業が事前の分別と自主的です。回収に掛かる費用は大半の業者が作業当日に使う車両や人員で計算されます。荷物の量が多くなれば必然的に作業スタッフや車両も増えるので費用が高くなるのは避けられません。買取業者に現金で引き取ってもらう、家庭用のゴミに出すといった作業で総量を減らしておけば費用を最小限に抑えることが可能です。回収費用は依頼する時期も影響することがあります。新生活に備えて引っ越しをする人が増える3月などの繁忙期は通常より高くなりやすいので注意が必要です。急ぎでない場合は閑散期が狙い目と言えます。

自治体の不用品回収

民間の回収業者